ライブ配信とは
映像や音声をリアルタイムに届けること。
TVで言うと生放送です。
ライブ配信の種類
ライブ配信を扱っているサービスを調べてみると2021年ではざっと以下でしょうか。
・ニコニコ生放送
・TwitCasting LIVE(ツイキャス)
・YouTube Live
・Facebook LIVE
・LINE LIVE
・Periscope
・Instagram Live
他にもあるようで、探せばもっとあります。
当社では「YouTubeライブ」を使用しています。
ここではYoutubeライブについて記載します。
ライブ配信の方法とは
Youtubeライブ配信を行うには、Youtube IDが必要です。
これはどなたでも、IDの取得が可能です。
Youtube.comにログインし、「作成」アイコンからライブ配信を開始を選べば「Youtube studio」画面が現れ、接続しているカメラがあれば、直ぐにも配信が出来る状態になります。
簡単に一人で配信がしたければ、スマートホンやラップトップPCを使用すると良いでしょう。
しかし、スマートホンやラップトップPCのカメラのレンズでは映せる範囲が非常に狭く、アイクで拾える音声も狭いので、広い範囲での配信には適さないでしょう。
当社ではノートPCにデジタルカメラやビデオカメラを接続し、配信専用のソフトウエアを使用した配信を行うサービスを行います。
OBSという配信専用のソフトウェアを使用しています。
OBSとは「Open Broadcaster Software」の略であり、当社ではWindows版を使用しております。
無料のライブ配信用ソフトで、どなたで使用可能です。
配信前の設定準備から、配信時のカメラ操作などを当社が担当するサービスです。
ライブ配信の段取り
ライブ配信を行うにあたり、以下の手順でご検討ください。
1.配信内容を決める。
2.日程と時間帯、配信場所を決める。
1.配信内容を決める。
配信対象、配信する視聴者を具体的にし、シナリオを作成する。
配信前に、約何分の配信である事、配信の目的、現在の配信は何かを伝える事が出来るよう、シナリオを作成する。
シナリオに従って、前もって資料や、テロップを作成し、カメラワークと連動した演出が可能となる。
(例)なんらかの会議の配信
配信対象は、議場に登壇して発言する人固定の場合、カメラを動かす必要が無いので、カメラマンは不要。
司会者や挨拶で礼をする人などにも入れたりする場合、カメラを動かしフォーカス、スームアップ等必要であればカメラマンによるカメラワークが必要となる。
2.日程と時間帯、配信場所を決める。
配信場所、日程、時間帯は最低でも1-3カ月前に決める必要があり、配信リハーサル日を設定する。
リハーサルを行う目的
以下の点について確認することが重要事項となる。
1.電源接続
2.インターネット接続
3.カメラ接続
1.電源接続
コンセント、及び、コンセントからカメラやコンソール(ノートPC)の位置に電源の供給が必要。
時間の短い配信であれば内臓バッテリーのみでも配信が可能であるが、バッテリーのみの配信は通常は行わない。
コンセントからの電源確保を必須とすべきであり、電源コードリールや電源タップなどの用意は不可欠。
コンセントの位置によってカメラやコンソール(ノートPC)の位置が決められるような事は避けるようにする。
2.インターネット接続
接続方法は、大きく分けて以下の二つ。
(1)物理接続
LANケーブルによる接続が一般的。
安定した接続スピードが確保しやすく、配信遅延、接続断も少ないため推奨できる。
ただし、配信場所によってセキュリティー状況などで接続使用を断られるケースがある。
LANケーブルを配信場所に這わせる必要があり、カメラやコンソール(ノートPC)の位置取りに影響がある。
(2)無線接続
WIFIや、携帯キャリアによる接続は、電波状況により配信遅延、接続断の発生が頻発する可能性がある。
リハーサルでは問題が発生しなくても、本番で問題が出る場合がある。
理由は、本番で大勢の観客が居る場合、観客のスマートホンの電波接続による電波輻輳が発生する事が考えられるためである。
対策は、電波を使用する機器の電源を落としてもらう事であるが、その他の事由として、
天候や配信場所以外での周囲の電波使用状況にもよるため、確実な対策方法は無い。
また、配信場所が閉鎖空間(シアターなど)の場合、電波接続状況が悪い場所があり、前もってカメラやコンソール(ノートPC)の位置取りをする必要がある。
3.カメラ接続
接続方法は、大きく分けて以下の二つ。
当社ではノートPCを使用したライブ配信を行うため、以下の方法でカメラを接続している。
(1)USB接続
最大3台までのカメラ接続を可能とする。
カメラ側にはHDMI画像出力が可能なカメラである事が前提。
カメラの位置が遠い場所の場合には長いケーブル(USB or HDMI)が必要です。
長すぎるケーブルの場合、遅延や接続断が発生する場合があり、
(2)無線接続
最大1台まで無線によるカメラ接続が可能。
ただし無線接続による、遅延、接続断の発生が頻発する可能性がある。
複数のカメラを使用する場合には、カメラマンが必要。
(当社は個人事業であるためコンソール(ノートPC)を使用する作業以外は、カメラワークを行える人を依頼者様側で用意して頂くようお願いしております。)